サブシジョン
ニキビ跡のクレーター(凹み)に対する効果的な治療として、サブシジョンがあります。
今回はサブシジョンがどのようなクレーターに効果的か解説します。
Ⅰ.サブシジョンとは
上の図はニキビ跡(クレーター)を断面図となります。
クレーターは、底の部位とその下の組織が癒着といって、頑固にくっついている状態です。そのため、くっついている部分に、ヒアルロン酸などを注入してもリフトしてくれません。
サブシジョンは医療用の針を使って、この癒着をはがし(切断し)、くぼみを下から持ち上げる施術です。
Ⅱ.サブシジョンが効果的なニキビ跡の種類
<ニキビ跡の種類>
ニキビ跡(クレーター)の種類は大きく分けて、上記の3種類に分類されます。
このうちローリングタイプと、ボックスカータイプに効果的な治療となります。
Ⅲ.使用する針について
できるだけダウンタイムを短くするために、多くの場合、カニューレといって、先が丸い針を使用しています。
癒着が強い場合は鋭針を使用する場合もあります。
Ⅱ.サブシジョンにヒアルロン酸を併用した方がよい理由
サブシジョンで、せっかく癒着をはがしても、再度はがした部分がくっついてしまいます。
そうならないために、はがしたスペースに緩衝材をいれておくと、再度癒着するのを防ぐことができます。
当院では、ヒアルロン酸を使用しています。
QA
Q.施術時間はどのくらいでしょうか。
A .施術範囲により異なりますが、通常5-10分程度となります。
Q.痛みはありますでしょうか。
A .局所麻酔を行うため、施術中は痛みはありません。
Q.何回施術が必要ですか。
A .1回の施術でも、一定期間改善が維持されると報告されています。複数回、施術することにより、より高い改善を期待することができます。
ただし、必要な回数については個人差があるため、1回で十分改善されることもあれば、4-5回施術が必要になることもあります。
Q.メイクや洗顔はいつから可能でしょうか。
A .施術部位の洗顔やメイクは翌日から可能です。また、当日の入浴は控え、シャワーにしておきましょう。
Q.ダウンタイムや合併症はありますか。
A .ダウンタイムは、内出血が1-2週間続くことがあります。また、腫れることがありますが、数日~1週間程度で改善します。赤みが出た場合は、3日ほどでおさまります。
本ページを監修した医師
藤澤空彦
経歴
2009年 九州大学医学部医学科卒業
2022年 Olino美容外科・美容皮膚科開業
所属学会・資格
日本美容外科学会 正会員
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
