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ミラドライ

神戸市東灘区のOlino美容外科・美容皮膚科では、切らずにワキガや多汗症の改善を目指す医療機器「ミラドライ」による治療を行っています。従来の外科手術のように皮膚を切開することなく、マイクロ波の熱エネルギーを用いて汗やニオイの原因となる汗腺を熱破壊します。傷跡を残したくない方や、日常生活への影響を最小限に抑えたい方に適した治療法です。当院では丁寧なカウンセリングと施術を徹底しております。

切らずにわき汗やニオイを改善するミラドライとは?

ミラドライは、皮膚を切開することなくワキにマイクロ波を照射し、汗やニオイの原因となる汗腺を加熱処理する医療機器です。

ワキの皮膚表面を冷却しながら、熱エネルギーを汗腺が存在する深さに集中させるため、お肌表面のダメージを抑えながら汗腺の機能を失わせることができます。

外科手術とは異なり、メスを使用しないためワキに傷跡が残らない点が大きな特徴です。照射時間はワキの範囲により異なりますが、1時間から1時間半程度となります。詳しい汗腺の仕組みについては「わき汗」のページもご参照ください。

マイクロ波で汗腺を破壊する仕組み

ミラドライは、水分に反応して熱を発生させるマイクロ波(電磁波)を利用して汗腺にアプローチします。

汗を分泌する汗腺は多くの水分を含んでいるため、マイクロ波を照射すると熱(焼灼・凝固)が生じます。この熱作用によって、ニオイのもととなるアポクリン汗腺と、多汗症の原因となるエクリン汗腺の両方をターゲットとして機能を低下させます。

施術時は皮膚を吸引しながら、冷却システムで皮膚表面を保護しつつ、真皮深層から皮下組織浅層にかけて熱を加えます。点で熱を加えるのではなく面で均一に加熱するため、照射ムラを抑えた施術が可能です。

多汗症やワキガに対するミラドライの有効性と論文データ

ミラドライは日本の厚生労働省および米国のFDA(米国食品医薬品局)より承認を受けている医療機器です。

医学論文においてもその有用性が報告されています。2012年のChih-Hoらの研究報告では、ミラドライ照射から1年後のワキの発汗量減少率は平均で82%(被検者26人)とされています。

また、2015年のYuChangらの報告によると、ミラドライ照射後のワキのニオイの減少率は60%から70%程度であり、多くの被検者が治療結果に納得したと示されています。なお、一般的な剪除法などの外科手術における汗腺除去率も約70%とされており、切らない施術でありながら手術に近い効果が期待できます。

当院におけるミラドライ治療のこだわり

Olino美容外科・美容皮膚科では、大手美容クリニックで豊富なミラドライ治療経験を持つ院長が施術の全体を監修しています。患者さん一人ひとりの状態に合わせた丁寧な照射プランを提供いたします。

当院では、施術を行う全ての看護師が、ディプロマ(ミラドライ認定証)を取得しております。

また、当院では2名の看護師が、ミラドライに関する研鑽を積むため、Supprt Specialistプログラム研修を修了いたしました。

そこで得た知識や技術を、スタッフ全員で共有しています。

 

最大出力5とダブルワイド照射による丁寧な施術

当院では、ミラドライの効果をしっかりと引き出すために独自の照射方針を採用しています。

①最大出力5での照射

 すべての症例において機器の最大出力であるレベル5を設定し、十分な熱エネルギーを汗腺へ届けます。

②広範囲のワイド照射

 汗腺は毛が生えている範囲(有毛部)の外側まで広がっているため、照射エリアを広めに設定して打ち漏らしを防ぎます。

③重ね打ち(ダブルワイド照射)

 1周のみのシングル照射に比べ、重ねて照射を行うことで効果のムラを減らします。過度な熱によるやけどリスクを考慮し、安全性を重視した2周照射を推奨しています。

衛生面への配慮と安全性の追求

患者さんに安心して治療を受けていただくため、衛生管理と施術環境の整備を徹底しています。

皮膚に直接接触する純正バイオチップは完全な使い捨てとなっており、患者さんごとに新しいチップを開封し、使用後は破棄しています。チップの使い回しは一切行いません。

また、一人ひとりの患者さんに十分な照射時間を確保するため、1日に対応するミラドライの施術人数を限定して診療を行っています。

ミラドライの施術手順と当日の流れ

当院におけるミラドライ治療は、丁寧な麻酔と精密なマーキングを行った上で進めていきます。

ステップ1. 麻酔の投与

照射時の痛みを抑えるため、ワキ全体へ局所麻酔を注射します。注射の痛みが不安な方には、オプションとして笑気麻酔や麻酔クリームを併用することも可能です。

ステップ2. マーキング

汗の分泌範囲や毛の生えているエリアを確認し、専用の転写シートを用いて照射位置を精密にマーキングします。

ステップ3. マイクロ波の照射

マーキングに沿って、ミラドライのハンドピースを密着させて照射を進めます。皮膚を吸引しながら冷却と加熱を同時に行います。

ステップ4. クーリング(冷却)

照射終了後、保冷剤を用いてワキをしっかりと冷やします。照射直後の熱感を鎮静させ、腫れや内出血を抑えます。

ミラドライのダウンタイムと起こりうる合併症

ミラドライはメスを使用しない治療ですが、熱を加えるため一定のダウンタイムや合併症が生じる可能性があります。

主な症状として、照射部位の腫れ、皮下出血(内出血)、圧痛、皮膚の違和感やしびれ感などが挙げられます。これらの症状は通常、数日から数週間程度で自然に落ち着いていきます。

ごく稀に、局所的なやけどや色素沈着、しこり感が生じる場合がありますが、経過とともに徐々に軽快します。

術後の過ごし方とホームケアのポイント

施術後の腫れや痛みを和らげ、回復を促すために適切なセルフケアを行ってください。

  • 施術当日・・血行が促進されると腫れや痛みが増す可能性があるため、当日の入浴は控えてシャワーのみにとどめてください。激しい運動や飲酒も避け、アイスノンなどでワキを冷やすことを推奨します。
  • 施術翌日から1週間程度・・入浴は可能となりますが、熱いお湯への長風呂や激しい運動は控えてください。違和感や熱感がある場合は適度に冷却を続けてください。
  • 1週間以降・・腫れや痛みが落ち着いていれば通常の運動を再開していただけます。痛みが残っている場合は無理をせず、症状が引くまで運動はお控えください。

ミラドライについてのよくある質問

患者さんから多く寄せられるご質問にお答えいたします。

Q1. 施術中に痛みはありますか?

A1. 照射前に局所麻酔を行いますので、照射中の痛みはほとんど感じない方が大半です。麻酔注射のチクッとした刺激を和らげるため、笑気麻酔などのオプションもご用意しております。

Q2. 1回の施術で効果を実感できますか?

A2. 多くの場合、1回の施術で発汗量やニオイの大幅な減少が期待できます。破壊された汗腺は再生しにくいため、長期的な効果が見込めますが、汗腺の分布量によってはご希望に応じて追加治療を行う場合もあります。

Q3. 施術当日に仕事や日常生活へ戻れますか?

A3. 手術のような皮膚の固定や抜糸が不要なため、デスクワークなどの軽作業であれば当日から復帰可能です。ただし、重い荷物を持つ作業や激しい運動は数日間お控えください。

Q4. 未成年でもミラドライの治療を受けられますか?

A4. 成長期のお子様でも受けることは可能ですが、保護者の方の同伴や同意が必要となります。詳しくは「手術をご検討の未成年者様と保護者様へ」のページをご確認ください。

院長より

Olino美容外科・美容皮膚科院長の藤澤空彦です。私は小児外科および大人の消化器外科で6年間の修練を積んだ後、大手美容外科クリニックなどで11年以上にわたり多様な外科手術や美容皮膚科治療に携わってまいりました。

ワキガや多汗症のお悩みは非常にデリケートであり、「切開手術の傷跡を残したくない」「ダウンタイムが取れない」という理由で治療をためらわれてきた方も少なくありません。

当院では「どんな小さな施術も丁寧に行う」という診療ポリシーのもと、安全性を最優先に考慮しながら、最大出力やダブルワイド照射といった効果を引き出す工夫を取り入れています。

当院はJR住吉駅から徒歩5分とアクセスしやすい立地にあり、神戸市東灘区をはじめ近畿一円や遠方からも多くの患者さんにお越しいただいています。ワキの汗やニオイでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。ご予約については「予約について」のページより受け付けております。

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