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鼻プロテーゼ

Ⅰプロテーゼによる隆鼻術~鼻プロテーゼがオススメな方とは~

プロテーゼは人工的に作られた医療用シリコンで、性質としては軟骨に似ています。
例えば整形外科領域においては人工関節などに使用されており、変形することはほとんどなく安全に使用できます。
鼻筋を手軽に高くするためには、ヒアルロン酸を注入するという方法がありますが、ヒアルロン酸の場合は1-2年で効果が失われてしまいます。

“スッと通った鼻筋をずっと保ちたい”
“お顔に立体感を出したい”
“目と目が離れているように見える”

そういうご要望やお悩みがある方にプロテーゼはオススメです。

Ⅱ理想的なお鼻の高さとは

図のように横から見たときにお鼻の付け根がまゆと目の間から立ち上がり、お鼻の根元の角度が120℃前後というのが、理想的なお鼻とされています。
あくまで理想的とされているだけで、当然患者様ひとりひとりにお鼻の高さの好みがありますので、患者様のお好みとお鼻の形に合わせて、丁寧にプロテーゼを加工する必要があります。

プロテーゼの解説をしています。

 

Ⅲ鼻プロテーゼの手術とは

お鼻にプロテーゼを挿入する際、事前に患者様のご要望やお鼻の形に合わせてプロテーゼを削り加工いたします。

プロテーゼを加工し終わった後、図のように右のお鼻の穴に小さなキズを作り、そのキズからプロテーゼを鼻筋に挿入します。この時、お鼻の骨の膜の上にプロテーゼが入ってしまうと不安定になりズレてしまうことがあるため、しっかり骨と膜の間にスペースを作り、そのスペースにプロテーゼを挿入する必要があります。

<お鼻を下からみた図>

このようにお鼻の穴の小さなキズから鼻筋にプロテーゼを挿入いたします。
キズ自体はお鼻の穴の中にできますので、表から見えることはありません。

施術時間 30-60分(お鼻を触っている時間は15分程度で、残りは丹念にプロテーゼを加工している時間です)
推奨される休み期間 3日間
回復期間 1か月
洗顔 翌日より可(お鼻は優しく)
メイク 翌日より可
通院回数 7日目(抜糸)、1か月目
制限事項 施術後すぐの激しい運動、飲酒、入浴は腫れや内出血が強く出る可能性があるため控えていただいています。
起こりうる合併症 内出血、感染 、違和感 、かゆみ 、施術部の感覚鈍麻
特記事項 術後3日間はテープでプロテーゼを簡単に固定します。

Ⅳ鼻プロテーゼ抜去・入れ替え

鼻プロテーゼを入れたが、自分の理想の高さや形ではなかったときなどに抜去や入れ替えを行うことができます。プロテーゼを挿入するときと同様、通常は、右の鼻の穴にキズができ、そのキズより鼻プロテーゼを抜去したり、入れ替えを行ったりします。

リスク:内出血、腫れ、違和感、感染など

QA

Q.手術中や手術後は痛いでしょうか?

最初の局所麻酔のときはチクッとした痛みがありますが、それ以降の痛みはありません。最初の局所麻酔の痛みが怖いという方は笑気麻酔(オプション)をつけて痛みを和らげることもできます。
また、手術後は痛み止めの飲み薬を処方いたしますので、痛み止めを飲んでおけば心配ありません。

Q.キズは目立つでしょうか。

キズはお鼻の中にできますので、表面からはわかりません。

Q.鼻先は高くすることができますか。

当院では安全性を考慮してI型プロテーゼのみを使用していますので、鼻先は高くすることができません。鼻先を高くする場合は鼻尖縮小や耳介軟骨移植の手術が必要です。

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