医療HIFU(ハイフ)
たるみ・リフトアップ治療 次世代HIFU
HIFU治療として従来からウルトラフォーマⅢが使われていました。
当院では、ウルトラフォーマⅢの“次世代”機種となる
“ウルトラフォーマMPT”
を採用しています。
Ⅰハイフとは~切らないリフトアップ~
HIFU(ハイフ)とは、High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)の頭文字をとったもので、皮膚表面にはダメージを与えることがなく、真皮や皮下組織、SMASという筋膜に選択的に熱を加えることによって、リフトアップ効果を出す美容医療器です。
“若いうちからたるみ予防をしたい”
“年々頬やフェイスラインのたるみが気になってきているが、手術はしたくない”
など、手術はしたくはないが、リフトアップをしたいという方にオススメの治療となります。
ⅡHIFUのメカニズム
HIFUはレーザーやIPL、RFといった治療機器では届かなかった皮下組織や、SMAS筋膜に選択的に65-75℃の熱を加えます。特にSMAS筋膜はたるみ治療には欠かせない組織で、フェイスリフトというたるみ手術を行うときもSMASを引き上げないとしっかりとした効果を出すことができません。このSMAS筋膜にも熱を与え、引き締まり効果を出すことによってリフトアップ効果を出すことができます。
図のように、ねらった層に熱を与え、凝固炎症を引き起こさせます。ダメージをうけた組織には自然治癒力が働き、結果コラーゲンやエラスチンなどが増生され、引き締まることによってリフトアップ効果を出すことができます。
ⅢウルトラフォーマMPTとは~ウルトラフォーマⅢの次世代機種~
従来のHIFUであるウルトラフォーマⅢはドット状(点状)に組織に熱を与えコラーゲン生成を促していました。
ウルトラフォーマMPTでは、ドット状(点状)に照射するモードに加え、ライン状(連続的に)照射することもできます。ターゲット組織を一貫して高密度に照射し、熱エネルギーを蓄積することによって、効果を最大限にし、なおかつ痛みを緩和することができます。
また、ライン上に照射するだけではなく、サークル状に照射することもできます。
ライン状に照射するだけではなく、サークル状に照射することによって、ブースター効果でさらなる効果を出すことができます。
Ⅳ当院で使用しているカートリッジについて
照射深度により狙う効果が違うため、当院では4つのカートリッジを使用しています。
4.5mm
頬~アゴ下に照射するときに用います。
SMAS筋膜に熱を加え、リフトアップ効果を発揮します。
3.0mm
頬~アゴ下に照射するときに用います。
皮下組織に熱を加えることにより、タイトニング(引き締め)や脂肪溶解効果があります。
2.0mm
額~頬(全顔)に照射するときに使用します。
真皮層に熱を加えることにより、タイトニング(引き締め)や、毛穴のひきしめや小じわ改善が期待できます。
Ultra-boosterペンタイプ円型ハンドピース(1.5mm)
ウルトラフォーマMPTにのみ搭載しているカートリッジで、当院では1.5mmのハンドピースを使用しています。オプションの機能ではありますが、真皮浅層に熱を加えることで、毛穴ひきしめ、小じわ改善のブースター効果を期待することができます。
当院では
フルshotでは額~顎下(680shot)
ハーフshotでは頬~顎下(356shot)
の2種類を用意しています。
※このメニューに、鼻下、首は含まれておらず、オプションとなります。
症例写真(左:照射前 右:照射後1か月)
施術内容:ハイフ フル(680shot)
費用:¥59,800-(初回価格)
リスク:ごく稀に火傷、痺れ
Ⅳハイフシャワーとは
ハイフシャワーは2mmのカートリッジのみの照射を行い、タイトニング(引き締め)や、毛穴のひきしめや小じわ改善を行う施術です。
3mm、4.5mmの照射は行わないため、リフトアップ効果や脂肪燃焼作用はありません。
リスク:ごく稀に火傷
QA
何回で効果が出ますか。
一度でも効果は実感できます。施術直後もリフトアップしますが、一度元に戻り、その後1-2か月して実感されることが多いです。
どのくらいの頻度で行うとよいですか。
3-6か月に1回の頻度の施術をオススメいたします。
より効果を出したい方は、施術間にハイフシャワーをするとよいです。
ダウンタイムはありますか。
ほぼありません。施術直後よりメイクも可能です。
施術は痛いですか。
骨に近いところや皮膚が薄い部位ではチクチクとした痛みを感じることがあるかもしれません。表面麻酔(塗る麻酔)は、皮膚表面の麻酔で、HIFUには無効のため推奨しておりません。
どのクリニックで行っても効果は同じでしょうか。
いいえ、同じではありません。
効果の出方は照射出力や照射数などによって変わってきます。あまり高すぎる出力はやけどの原因になりますし、低すぎる出力は効果が出ません。また、お顔の皮膚の薄さや、大きさも患者様により違います。
患者様のお顔の状態に合わせ適切な照射数、照射出力を調節することがその後の満足度につながると当院では考えています。