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裏ハムラ

Ⅰ.“裏ハムラ”手術とは

若い時から目の下にクマがあって疲れた顔にみえる

年齢を重ねるごとに目の下がたるんできて老けてみえる

目の下に影ができることを影クマ(黒クマ)といい、手術によって改善できる可能性が高いクマとなります。

黒クマの状態によって、手術方法は異なりますが、主にハムラ法や経結膜脱脂と呼ばれる手術があります。

その中でも、裏ハムラ手術は正式名称を「経結膜的眼窩脂肪移動術」といい、

下まぶたの裏側(結膜といいます)から行う手術で、表にキズはできません。目の下のふくらみの原因である脂肪を、その下のくぼみに移動させ、目の下をなめらかにしていく手術です。

症例写真

左:術前 右:術後1ヶ月

術式:経結膜的眼窩脂肪移動術(裏ハムラ法)

リスク:内出血、腫れ、結膜出血、内反などが一時的に起こる可能性があります。

 

裏ハムラと経結膜脱脂の違いについて解説しました。

Ⅱ.目の下のたるみの原因と裏ハムラ法の適応について

 

目の下において本来脂肪を支えている筋肉や膜がゆるんで支えきれなくなると、脂肪が奥から出てきて、目の下がふくらんできます。

また、ふくらみの下にはくぼみ(溝)が混在していることがあり、そこに影ができるため、影クマと呼ばれます。

目の下のふくらみとくぼみ(溝)がある方で、なおかつ皮膚のたるみが目立たない方(~40代半ばくらいの方)がこの手術が向いている方といえます。

なお、皮膚のたるみがある方は、表ハムラ法(皮膚の切除も行います)の方が向いています。

 

Ⅲ.裏ハムラの手術

 

まぶたの裏側にキズができる。

脂肪は3つに分かれており、それぞれを下の骨膜に固定する。

脂肪を支える膜(眼窩隔膜)も骨膜に固定する。

(断面図)

裏ハムラ法は、まぶたの裏から目の下のふくらみの原因である脂肪をその下の骨(上顎骨)に固定し、くぼみも改善させます。

また、溝の原因となる靱帯も剥離し、その下に脂肪を移動させます。

キズが表に出ることがなく、表ハムラよりダウンタイムが短いことが特徴です。

Ⅳ.裏ハムラ法のメリット・デメリットなど

 

  裏ハムラ法
メリット 再び脂肪が出る可能性が低い
キズがまぶたの裏なので表面からはわからない
くぼみまで改善しやすい
デメリット たるんだ皮膚がとれない
 術後、圧迫固定(3日間)が必要
施術時間 2時間
推奨される休み期間 3日間
回復までの期間 1ヶ月
洗顔 3日目から可
メイク 3日目から可
通院回数 3日目、1か月目

 

 

QA

Q.手術中や手術後は痛いですか

最初の局所麻酔のときはチクッとした痛みがありますが、それ以降の痛みはありません。最初の局所麻酔の痛みが怖いという方は笑気麻酔(オプション)をつけて痛みを和らげることもできます。
また、手術後は痛み止めの飲み薬を処方いたしますので、痛み止めを飲んでおけば心配ありません。

Q.術後、腫れなどのダウンタイムはどのくらいかかるでしょうか。

裏ハムラの場合は目の下の圧迫をはずす3日目よりメイクが可能となりますので、3日ほどのお休みを取られる方が多いです。

腫れや内出血は1-2週間ほどで気にならなくなります。

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